農業で稼ぐためには、
なりふり構わず努力すればいいというわけではありません。
農業だけに限ったことではありませんが
新しく何かを始めるときは
正しい方向性を決め
正しい努力を続けることで最大の結果が生まれます。
農業を始めて継続していくと
設備投資や運転資金、仕入れなどで
必然的に大きなお金が必須になってきます。
ですので、安易に
「育てやすそう」とか「楽しそうだから」
という理由で農業を始めても上手くいきません。
明確な目標を持って
農業を商売としてやる以上、需要と供給について考えるのはもちろん、
販売経路なども模索していく必要があります。
今回は、一人農業で稼ぐために大切な要素をまとめてみました。
※趣味で農業を考えている方にはつまらない記事になります。
一人農業の限界突破
一人で農業を始めるのは気楽に、マイペースに自分の好きなようにできるのが
最大の魅力ですが商売として、生計を立てるためには一人では限界を感じるタイミングがきます。
従業員を雇用するという手も一つの手段ですが
限界を感じる前に自分の労力を最小限に抑えて
まずは一人農業で稼ぐことを身につける必要があるでしょう。
天気や気候、季節の変化に対応する
農業とは、すなわち、植物を用いたビジネスです。
植物は生物に分類されるため、畜産同様、命を扱う仕事になります。
つまり、野菜や果物、穀物などを上手く育てられなければ、
ビジネスとして成り立たなくなります。
野菜や果物は生物であり、多くの種類が存在します。
その種類の分だけ、難易度が変化するわけです。
そして、農業を始める場所選びも大切になってきます。
土地によって、天気、湿度、気温などが変化するため、
特定の土地でしか育てられない野菜・果物があります。
ビニールハウスなどでまかなえる場合もありますが、
沖縄で始めるか、北海道で始めるかで大きく違いがあることは明白です。
ちょっと背伸びをして挑戦してみたいところもありますが、
自分が無理せずに育成可能な野菜・果物を選択しましょう。
さらに、季節によって育てる野菜を切り替えることも大切です。
夏の気候に適した野菜だけを扱っていると、
必然的に半年分の売上しかなくなってしまうわけです。
ですので、各季節ごとに「同じ土地で育成可能な野菜」を選択することが重要です。
季節ごとの作物の作り分けは
安定して収入を得るためにもとても重要な項目なのです。
さらに言うと季節ごとに切り替えたとしても、
1種類の作物しか育てていなければ、
異常気象や、害虫などのリスクで、簡単に構想が崩れます。
しかし、いろんな種類の作物を育てておくことで
よほどの大地震や洪水にでもならないかぎり、
全滅になるリスクは無くなります。
ですので、メインの野菜と保険用の野菜で
別の作物を両軸で育てることをおすすめします。
たくさんの種類の野菜を育てたいと言っても
土地を手に入れるのは大変な工程になります。
所有権などの問題が起こりやすく、
土地の確保には膨大な労力が絡むことを覚悟してください。
需要のある作物を選択する
土地と作物の条件が揃ったからといって、
今すぐ取り掛かってしまうのは軽率です。
あくまで、育てた作物が最低限の目標以上に売れることが、
今後継続していくための、最初のゴールになります。
ニーズの少ない作物や、競合が強すぎる作物を選択しても、
売上が立たたないので商売になりません。
そういった販売戦略も考えながら作物の育成可能かつ、
販売先が確保できるかを事前に確認しておく必要があります。
作物により、売り方を吟味することも大切です。
収穫は少ないが、単価の高いものを選ぶか、
土地が用意できるなら大量生産で売る手法もあります。
最近ではネットショップなどで個人販売をしている方も増えてきましたが、
基本的な販売先に関しては、市場やスーパーなどがあります。
市場やスーバーを選択する場合は、
卸売業者を介すことで、スムーズに販売できます。
個人で簡単に開始できるのは、直売所です。
値段設定などは、競合を観察して、
自分で設定することができます。
しかし、市場やスーパーに比べて信用をいちから積み上げる必要があるため、
ブランディングに力を入れる必要があるでしょう。
自社サイトで稼ぐ方法
恵まれたことに、現代ではインターネットが普及しているため、
作った作物をネットで販売するという選択肢もあります。
自社サイトを運営し、上手にブランディング・マーケティングができれば、
販売するための土地料金や販売手数料を回避して、販売することが可能です。
さらに、販売先が全国になるため、
生産が追いつく限りの収益を発生させることもできます。
農業だけでなく、サイト運営の学習が必要になるため、
はじめは大変ですが、軌道に乗るとあとはほったらかしでも稼ぐことができるでしょう。
ネットが営業をかけてくれるようなものなので楽になるのも確かです。
- どうしてもネット操作が苦手・・・
- ネットでも販売はしたいけど、農業に集中したい・・・
と言う方でウェブサイト制作や運営を外注される方も多いです。
作った野菜に自信があり、
他と差別化をはかれるなら、挑戦する価値があるでしょう。
ウェブサイトを外注すれば数十万〜はします。
個人で細々と営む農家さんにはハードルが高いので
当社では本気で稼ぎたいと思っている方だけになりますが
ネット制作に関わる費用に関する補助金まで
まとめてサポートさせていただきます。
ネット販売での唯一のデメリットといえば
梱包作業、発送作業になりますが
事業を拡大させることができれば
面倒な梱包、発送作業まで外注に回すことも可能になるでしょう。
まとめ
今回は、農業で稼ぐために大切なことをまとめました。
私の友人で、なす農家を中心とした会社の社長さんがいるのですが、
農業を始めた頃は何度も会社が潰れそうな思いをしたとも言いますが
そんな話を信じることができないくらいに
今では売上が完全に軌道に乗っているため、
趣味である熱帯魚ショップを運営しながら働いています。
農業ビジネスと聞くと、一攫千金のような夢がありますが、
そこには間違いなく多大な労力と運要素が絡んできます。
作業も多く大変な代わりに、夢の大きなビジネスといえるでしょう。
農業に挑戦したいあなたに、少しでもお力添えできたなら幸いです。
【町おこしのお手伝い】豊岡市の特産品/地域食材を使った商品開発!
養父市の食材を使ったメニュー開発|関宮産バターナッツパンプキン
0件のコメント